『vanitas』No.004に寄稿しました。
2015年9月15日発売のファッション批評誌『vanitas』に寄稿させて頂きました。
タイトルは「密やかに生成する文様──現代ファッションにおける日本の文様の行方」。
はるか昔から、日本人は多種多様な文様をつくってきました。
着物や日用品に付されるそうした文様は、季節や吉事を表現する役割をもっていました。
しかし、洋装の流入とともにそうした文様は姿を消しています。
現在の文様は、日本の伝統文化を謳う土産品に付されるか、あるいは単なる記号として消費されているに過ぎないのです。
真に現代に息づく文様とはどのようなものか?
古い文様をただコピーするのではなく、現代の私たちの日常にぴったりと寄り添う文様を考えたい。
そうした思いから、19世紀以降から最新の装飾研究に鑑みつつ、自分なりの試論を展開してみました。
是非ご覧になってください。
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